好きなもの手帳

【簡単】季節を感じられる!手帳にアレを書き込むだけ【手帳の使い方】

ども。
にゃんころみです。

早いもので2021年も最後の月となりました。

年賀状は書けましたか?
にゃんさんはまだ買ってません(え)

最近、手帳に書きこむ内容を一つ追加してるんですけど、
それだけでなんだか季節を感じられるような気がしてます。
(個人の感想ですw)

手帳に書きこむアレとは

結論から言っちゃうと、
書きこむ内容は「二十四節気」と「七十二候」という、
「暦」の一部です。


この「暦」とはいわゆる旧暦のこと。
知ってました?旧暦って太陰暦じゃなくて太陰太陽暦のことなんだって。
にゃんさんは太陰暦=旧暦と思ってました。

ちなみに現代では太陽暦(新暦ともいう)が使用されてるけど、
旧暦で行っている行事も日本国内にいくつもあるので、
まったく無関係というわけではないです。
(ややこしい)

ま、そんなややこしい旧暦からきてる二十四節気や七十二候を
手帳に書いておくだけでも季節を感じられるんですよ。

もちろん、既製品の手帳を使っている場合はすでに印刷されている場合もありますが、
「大安」とか「仏滅」などの六曜と呼ばれるものが書かれているだけの手帳もありますね。
でもそれでは季節は感じられません。

季節を感じられるのは
「二十四節気」や「七十二候」です。
他にもありますけどにゃんさんはこれを書くことをおススメしたい。

ちょっとだけ意識高い系っぽく見える気がする。

二十四節気と七十二候とは

二十四節気というのは、
「立冬」とか「大寒」などと呼ばれているもののことです。

二十四節気という言葉は知らなくても、
カレンダーに書かれてるのを目にしたり、
テレビのニュースなどで、
「今日から立冬です」とか
「暦の上では今日から冬」などと言っているのを聞いたことがありますよね。
それです。

七十二候は後で書きますが、
あまりなじみのない言葉が多いです。

旧暦から来ている言葉なので、
歴史がどうとか、由来がどうとかありますけど、
そういうのはもっと興味が出てきてから調べたっていい話。

さっきも書いたけど、
ちょっとだけ意識高い系に見られそうな感じがします。

だって手帳を開くたびに、
「あー、今日から大寒かー。春も近いなぁ」
なんて思うことができるわけです。

自分が無意識にやっていること、
ただ好きでやっていることなのに、
周りから一目置かれるってなんかよくないですか?

それに、せっかく四季のある国に住んでいるんですから、
季節の移ろいをもっと感じてもいいと思うんですよね。

二十四節気のそれぞれの名前と季節

二十四節気図解
一年を二十四に分割して付けた名前が二十四節気。
一つの節気がだいたい15日間です。

一つの季節に六つずつあるんですね。

立春からスタートして、最後が大寒です。

祝日の名前にもなっているものもあるので、
一般的におなじみの名前もありますが、
逆にコレ知らないわって名前もあるかもしれません。

ちなみに節分は年に4回ありまして、
立春、立夏、立秋、立冬の前日がそれにあたります。
(二月だけじゃないんですね)

二十四節気:春 (二月四日~五月四日ごろ)

春の名前は次の6つです。

  • 立春(りっしゅん)
  • 雨水(うすい)
  • 啓蟄(けいちつ)
  • 春分(しゅんぶん)
  • 清明(せいめい)
  • 穀雨(こくう)
  • 二十四節気:夏 (五月五日~八月六日ごろ)

    夏の名前は以下の6つです。

  • 立夏(りっか)
  • 小満(しょうまん)
  • 芒種(ぼうしゅ)
  • 夏至(げし)
  • 小暑(しょうしょ)
  • 大暑(たいしょ)
  • 二十四節気:秋 (八月七日~十一月六日ごろ)

    秋の名前は次の6つです。

  • 立秋(りっしゅう)
  • 処暑(しょしょ)
  • 白露(はくろ)
  • 秋分(しゅうぶん)
  • 寒露(かんろ)
  • 霜降(そうこう)
  • 二十四節気:冬 (十一月七日~二月三日ごろ)

    冬の名前は以下の6つです。

  • 立冬(りっとう)
  • 小雪(しょうせつ)
  • 大雪(たいせつ)
  • 冬至(とうじ)
  • 小寒(しょうかん)
  • 大寒(たいかん)
  • これらの名前の時期は新暦(現在のカレンダー)でみていけば大丈夫です。

    七十二候のそれぞれの名前と季節

    二十四節気をそれぞれさらに三つずつに分けたのが七十二候です。
    こっちはだいたい5日ごとになっています。
    順番にも初候、次候、末候という名前があります。

    一週間のうちに二回変わったりすることもあるんです。
    細かすぎる!って思いますよね。
    事実、この七十二候は「五日ごとなんて細かすぎる」という理由で
    消えかけてたものなんです。

    でも現代の今、また注目されてきてるんですよ。
    これはにゃんさんの憶測ですが、
    季節を感じる余裕が欲しい人、ゆったりと暮らしたい人が増えてきたんじゃないかなって思います。

    二十四節気の「気」と七十二候の「候」を合わせて
    「気候」という言葉ができたそうですよ。
    このことからも、季節を感じるものなんだっていうのが分かりますね。

    七十二候:春 (二月四日~五月四日ごろ)

    春のイメージ
    立春(以降初候・次候・末候の順に記載しています)

  • 東風解凍(とうふうこおりをとく)
  • 黄鶯睍睆(うぐいすなく)
  • 魚上氷(うおこおりにのぼる)
  • 雨水

  • 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)
  • 霞始靆(かすみはじめてたなびく)
  • 草木萌動(そうもくほうどうす)
  • 啓蟄

  • 蟄虫啓戸(ちっちゅうこをひらく)
  • 桃始笑(ももはじめてわらう)
  • 菜虫化蝶(なむしちょうとかす)
  • 春分

  • 雀始巣(すずめはじめてすくう)
  • 桜始開(さくらはじめてひらく)
  • 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
  • 清明

  • 玄鳥至(つばめきたる)
  • 鴻雁北(こうがんきたす)
  • 虹始見(にじはじめてあらわる)
  • 穀雨

  • 葭始生(あしはじめてしょうず)
  • 霜止出苗(しもやんでなえいずる)
  • 牡丹華(ぼたんはなさく)
  • 七十二候:夏 (五月五日~八月六日ごろ)

    夏のイメージ
    立夏

  • 鼃始鳴(かわずはじめてなく)
  • 蚯蚓出(みみずいずる)
  • 竹芛生(たけのこしょうず)
  • 小満

  • 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
  • 紅花栄(べにばなさかう)
  • 麦秋至(ばくしゅういたる)
  • 芒種

  • 螳螂生(かまきりしょうず)
  • 腐草為蛍(ふそうほたるとなる)
  • 梅子黄(うめのみきばむ)
  • 夏至

  • 乃東枯(なつかれくさかるる)
  • 菖蒲華(あやめはなさく)
  • 半夏生(はんげしょうず)
  • 小暑

  • 温風至(あつかぜいたる)
  • 蓮始開(はすはじめてひらく)
  • 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)
  • 大暑

  • 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
  • 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
  • 大雨時行(たいうときどきにふる)
  • 七十二候:秋 (八月七日~十一月六日ごろ)

    秋のイメージ
    立秋

  • 涼風至(すずかぜいたる)
  • 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
  • 蒙霧升降(もうむしょうごう)
  • 処暑

  • 綿柎開(めんぷひらく)
  • 天地始粛(てんちはじめてさむし)
  • 禾乃登(こくものすなわちみのる)
  • 白露

  • 草露白(そうろしろし)
  • 鶺鴒鳴(せきれいなく)
  • 玄鳥去(つばめさる)
  • 秋分

  • 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
  • 蟄虫坏戸(ちっちゅうとをとざす)
  • 水始涸(みずはじめてかる)
  • 寒露

  • 鴻雁来(がんきたる)
  • 菊花開(きくばなひらく)
  • 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
  • 霜降

  • 霜始降(しもはじめてふる)
  • 霎時施(こさめときどきふる)
  • 楓蔦黄(もみじつたきなり)
  • 七十二候:冬 (十一月七日~二月三日ごろ)

    冬のイメージ
    立冬

  • 山茶始開(つばきはじめてひらく)
  • 地始凍(ちはじめてこおる)
  • 金盞香(きんせんこうばし)
  • 小雪

  • 虹蔵不見(にじかくれてみえず)
  • 朔風払葉(さくふうはをはらう)
  • 橘始開(たちばなはじめてきなり)
  • 大雪

  • 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
  • 熊蟄穴(くまあなにこもる)
  • 鱖魚群(さけのうおむらがる)
  • 冬至

  • 乃東生(なつかれくさしょうず)
  • 麋角解(さわしかのつのおつる)
  • 雪下出麦(せつかむぎをいだす)
  • 小寒

  • 芹乃栄(せりすなわちさかう)
  • 水泉動(すいせんうごく)
  • 雉始雊(きじはじめてなく)
  • 大寒

  • 款冬華(ふきのはなさく)
  • 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
  • 鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく)
  • 1回書けばその年は見返すだけでお手軽

    漢字だけかいておくと読めないこともあるので、
    ふり仮名つけて書いておいた方が後々おススメ。

    七十二候は細かすぎてめんどくさいなーと思うなら、
    まずは二十四節気を書いておくだけでもいいと思います。

    1回書いちゃっておけば、
    その1年は見返すだけでいいからお手軽。

    それでもめんどくさい場合は
    シールを貼るって手もありますよ♪

    季節の移ろいを感じられるこの言葉たち
    ちょっとだけでも手帳を和テイストにしたい時は特におススメです。

    にゃんさんは来年の手帳に二十四節気と七十二候の言葉をしっかり書きこむ予定です。
    メイン使用分をちょっと和テイストにするつもりです。

    ぜひ一度試してみてください。

    ではまた☆

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